変化が激しい時代に加速できるひとが持っているもの/動画2.0

こんにちは、ほりごめ(@hiroyuki_ho)です。

 

Newspicksアカデミアの会員になって6ヶ月。
会員特典で毎月書籍が送られてきます。勝手に。

 

なんだか、嫌な言い方をしてみたけど、これは自分にとってとても良くて。
月1で届く書籍がぼくの読書習慣のリズムをつくってくれている。おかげで時間がないと怠けていたけれど、いまでは月5冊は本を読むようになった。

というわけで、誰かに課されたわけではないけれど、Newspicksの書籍は必ず読んでいる。

 

そして、おととい届いたのが『動画2.0 VISUAL STORYTELLING』だ。
ONE MEDIA創業者の明石ガクトさんの初の著書。

 

大変革がおこっている動画ビジネス界の変遷が自身のエピソードと合わせてわかりやすく書かれていて読みやすかった。

 

 

大きな変革が起こるからこそ、自分の思想を出すべき

ONE MEDIAは「世界観が変わる体験」を提供することを意識してコンテンツがつくられている。実際に動画を見ていると、文字がインタラクティブに表示されたり、最後は問いかけで終わったり。コンテンツを見終わったあとに、自分で考える余白が残されているのがよくわかる。

まさに動画で取りあげているテーマについて考えるきっかけをもらっている。

 

君の映像に思想はあるか?

この一言がとてもじわっと心に刺さる。
動画業界に関わらず、これからさまざまな分野で大きな変化が起こる。そのときに、思想をもたずに流行りの技法、流行りのコンテンツばかりを量産していてはその変化を乗りこなすことはきっと難しい。

内側に変わらないものがあるから、外の変化に対応ができるんだと思う。

 

この本のなかで、明石ガクトさんが動画業界のことを深く考えているのがとても伝わってくる。(そして、将来も楽しく希望あるものにしたいと。)

目の前の現場だけではなく、業界全体のこと、社会との関係性を考えることで、自分なりの思想も培われるのかもしれない。(この点は、虫の目、鷹の目に似ているなとも感じた。)

 

思想を持って取り組むことで、目の前の変化に怖がり思考停止するのではなく、前向きに取り組むことができる。だからこそ、個々で思想を持つべきなのだと思う。
(これだけは、本や誰かの真似ではなくオリジナルのものが良さそう)

 

そういう意味で、この本は動画だけではなく各分野をリードしていきたいという野心のある人には刺さるものがあると思う。

 

 

自分の自伝を書くように

この本は明石ガクトさんの自伝のよだった。
自分のいる業界がどのような変化があって、そのときどう感じていたか、なにをしていたが細かく書かれている。なにより、本気で動画が好きなんだということが伝わってくる。

だからか、読み終わったあと、すこし明石さんのことが好きになる。笑

 

明石さんは動画がほんとに好きで、当たり前に日本だけでなく海外の事例や業界の変界についての考察が細かい。
自分が関わっている分野についても、この本のように書けることを一つの目標にすると良さそう。

 

 

 

最後に

とはいえ、それはすごく大変な作業だろうと思う。
まずは身近な友人や同僚とそういった話をする時間をつくるところからはじめるといいのでは。

 

Newspicksの書籍はどれも読みやすいので、もしかしたら普段読書をしない人でも読めてしまうのでおすすめです。ありがたいことに、毎月送られてくる書籍はどれも自分の関心あるテーマで、ありがたいです。

 

 

ありがとうございました!

ほりごめのTwitterはこちら。