レタッチは伝えたい情報を“わかりやすく”届けるためにする
こんにちは、ほりごめ(@hiroyuki_ho)です。
先日、横浜市神奈川区でご自宅をリノベーションして「しぇあひるずヨコハマ」を運営している荒井聖輝さんにお声がけしてもらって、仕事終わりから横浜ナイト撮影ツアーに行ってきました。
(クラウドファンディングFAAVO横浜で荒井さんがプロジェクトを立ち上げたときに担当しました。
参考:横浜の築58年のアパート改修で、多世代交流の「長屋広場」を創りたい!)
久しぶりにあそびで撮ったなあと。好きなことを仕事にするのもいいけど、こういう余白的な時間も大事な気がする。
— ほりごめ ひろゆき (@hiroyuki_ho) 2018年8月22日
最近はこういうピンボケしてるのが好き。暗めも落ち着いてて心地いい。 pic.twitter.com/IjjhnNehz5
写真をアップしたら、「ほりごめくんはいつも写真アップするときにレタッチしてる?」と数名から質問があり。レタッチする、しない議論なつかしいなあと思いつつ、ここにぼくの今の考えを置いておこうと思います。
レタッチは受け手目線で考える
結論から先にいうと、レタッチは必ずやります。
理由は、相手にこちらの伝えたい情報を“わかりやすく”届けるためです。
この一枚で何を伝えるか、どんな印象を与えたいのか、というのは撮影するときから考えていると思います。それイメージしながら構図とか露出とかも考えますよね。
しかし、写真のなかにはいろいろな要素が入ってきてしまうことがよくあります。後ろの方で人が入ってしまったり、不要なものが写っていたり....
しかも、そういうことがやむを得ない状況が多い。
そこで、伝えたいもの(いわゆる被写体)を分かりやすくする、目立たせるためのレタッチ。
もう少し具体的にいうと、「分かりやすくする」というのは、パッと写真みたときに被写体に目がいくようにするということです。そのために他の要素を削っていくために、レタッチをします。
見てもらう受け手に負担をかけない
これだけ情報が多いと記事にしても、SNSのタイムラインにしても早いテンポでスクロールされてしまいます。見た瞬間になんの写真なのかを伝えられるように。
なにを言いたいのか分からない写真は受け手に負担をかけることになります。
そうではなく、こちら感じて欲しい印象をきちんと受け手に届けられるように。写真を通して何を伝えたいのか。一つのコミュニケーションとして、こちらからの一方通行ではなく相手を必ず意識して、レタッチをしていきます。
自己満足ではなく、受け手ありきで考える。
最近、発見したレタッチャーのnoteがすごくためになるし、面白いです。
レタッチャー / 大谷キミト|note
最後に
とはいえ、表現者、アーティストとして写真を撮るときは全く別で。自然のままに残したいとか、こちらが表現したいようにするのが良いと思います。
そういう意味で、先日の写真ではあえて暗く撮ってみたり、ピントをはずしてみたりしました。そういう遊びをしていると表現者としていろいろな発見があったりして、仕事をする上でも参考になることが多くて面白いんですよね。
またカメラ持ってふらっと出かけよう。
ありがとうございました!
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