映画『リバーズ・エッジ』を観てきた。

こんにちは、ほりごめ(@hiroyuki_ho)です。

 

映画『ヘルタースケルター』を観て衝撃を受けたのが、2年前くらい。
それからというもの岡崎京子さんの作品がすごく気になるようになり、『リバーズ・エッジ』を観てきました。

 

 

最近はタバコのシーンって減ってるイメージだったけど、この映画では何度も二階堂ふみの喫煙シーン出てきてやはり他の映画とは違うなあ、なんて思いました。

 

 

感情移入したり、心が大きく振れたり、何かを考えるきっかけをもらえる

じつは映画はほとんど観ないタイプだったんですけど、これからは少し定期的に映画館へ行く時間を作ろうと思ってます。

いきなり宣言文みたいになりましたが、なぜかというと遊びの遊ばないと感性が鈍るから。以前、ブログでも少し書きましたが、感性って仕事をするうえで(特にクオリティーをあげると言う意味で)とても重要だと思います。

「表現の技術 グッとくる映像にはルールがある」を読んで

 

そこで、リフレッシュができて新しい刺激やインスピレーションを受けられる映画を観ようと想い、職場から近くにある映画館へこれから定期的にいくことに。

映画って、たった1〜2時間で感情移入したり、心が大きく振れたり、何かを考えるきっかけをもらえるとてもいい時間。そういう意味でも定期的に映画を観にいこうと思いました。

 

 

強烈なシーンと強いメッセージ性のあるセリフの連続だった

印象に残ってるのが山田一郎演じる吉沢亮さんのセリフ。

あの人がいて、僕がいて、僕はあの人を見ることができる。それだけでいいんだ。

純粋すぎるこの一言はとても痛烈でした。
この直前で二階堂ふみから失礼な質問をされて、怒ったあとにくるこのセリフ。その振れ幅も印象に残っている要因かもしれない。遠くにいる憧れな人を観ながらそんな風に素直な感情を言葉にできるのってすごい。

 

ほかにも、

海の匂いがしない? 

 っていうところも、ふとしたセリフなんですが、重要な場面と場面のあいだに出てきて、港のある横浜で働いている自分としてはすごく残りました。(マスマスのある通りも風向きによっては海の香りがするんですよね。仕事終わりの20時ごろ、ひとりで歩いている時にふと、匂いがするとなんだか癒されます。)

 

まだまだあるんですけどね。書ききれない。
さすが、岡崎京子さんの作品だなあっていうセリフ。じわじわきそうなものをまとめておきます。

「自分が生きてるか、死んでるか、いつもわかんないけど、これを見ると勇気がでるんだ。」

「あんたの事なんて、誰も好きじゃないから。誰も愛してないから。」

「死んでないと人を好きになれない?」

 

 

最後に

正直にいうと感情移入って得意じゃないんですよね。映画観てもほとんど泣いた事ないですし。もともと、日常的には感情の振れ幅は少ない方だと思います。

でも、この映画を観ても言葉にできないような感覚がものすごいあって。そんな感覚がちょっと面白かったりもしているので、これからちょっと意識的に感情の振れ幅がでるようにしてみるように心がけます。(感情的になるのとは違くて。)


なので、笑えるものから泣けるもの、センセーショナルなものまで、いろんな作品にふれてみたいと思います。

 

 

ありがとうございました!