好きなことを仕事にするために/instigator
こんにちは、ほりごめ(@hiroyuki_ho)です。
久しぶりに本を読みまして。
最近の活動といえば、映像制作のお仕事をいただくことも多くなり、YoutubeやVimeoで参考になる映像をみて研究して...ということに時間をさくようになっていました。
でもやっぱり、本を読まなくなると考えたり内省したりする時間が減ってくるんですよね。言語化したり、思考する力も弱くなるというか。そんな感覚があり、9月からは意識して読書する時間を作っていこうかと。
さて、そこで今回、読んだのは『片山正通教授の「好きなこと」を「仕事」にしよう』です。
片山さんが武蔵美で開講してる講義をまとめた本を読んだ。もう6年前の本。
— ほりごめ ひろゆき (@hiroyuki_ho) September 1, 2019
佐藤可士和さんや中田英寿さんなど、ゲストとの対談スタイルの講義でめちゃ面白かった。 pic.twitter.com/DtxEtJ8ebO
インテリアデザイナーの片山 正通さんが武蔵野美術大学で開講している講義をまとめた1冊。佐藤可士和さんや中田英寿さんといった豪華ゲストと一緒に対談スタイルで進められる講義。
片山さんがインタビュアーになってゲストのこれまでの活動から仕事観やライフスタイルについてどんどん深掘りしていきます。
ゲストの生い立ちから聞き出すことで、彼らがどのようにしていま活動にいたったのかに迫っています。
面白い人たちが集まる場所にいく
本書では片山正通さんと名だたるゲストの方々と対談をしていきます。それぞれの参考になる話がありましたが、とくに印象に残ったのがNIGO®さんの回。
「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」のプロデューサーのNIGO®さんがどのようにして、現在の活動にいたったのか。
それは遊びのなかから生まれた繋がりのなかでフックアップされたというものでした。学生のころから文化人が集まる拠点になっていた伝説のカレー屋「GHEE」でバイトをして、そこで出会った人たちとバイト終わりに朝まで遊んで。
そこでの出会いからふとチャンスをもらい結果を出してきたんだそう。
いまは誰もがインターネットで繋がれるとはいえ、こうしたリアルな繋がりはいまでも重要だなあと。SNSで活動を発信することはもちろん大事ですが、面白い人たちが集まる場所にいくことも大事だなと。
もしそういう場所がないと感じるのであれば、自分でつくってみるのもありなのではと思いました。
最後に
6年前に発売された本書。じつは僕も5年前に購入したんですが、まったく手につけていませんでした。
そんななか、社会人5年目をむかえ、改めて働き方を考えていたので手にとってみました。
内容も素晴らしいですが、読み終えて印象に残っているのは、片山さんの質問のしかたでした。しっかり事前準備をして、トークの筋書きも設計してから本番をむかえているんだろうなあと感じるほど。ゲストがこれまで何をしてきたのか細かく調べ上げ把握しているようでした。
問いかけにもそこへの心境について触れるものが多く、相手へのリスペクトが感じられました。
ぼくも仕事でイベントの企画をすることも多いですが、ほんとに事前準備が8割と言っても過言ではないほど重要だと実感しています。
改めて、その姿勢をもって、一つひとつのイベントに望もうと思いました。
今回読んだ本はこちら
→片山正通教授の「好きなこと」を「仕事」にしよう
ありがとうございました!
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